お酒は、正しく飲めばうつ予防も期待できる?!

Liquor

アルコールはうつによくないというイメージがあるかもしれません。確かにアルコール依存症を発症している人にお酒を飲ませるとうつも悪化してしまいますが、それ以外の場合なら多少の飲酒は問題ありません。それどころか、直接的ではありませんがうつ予防に効果があると言われています。

スペインで行われた研究では、適度な飲酒(週に5gから15gのアルコール)をしている人の方が、まったく飲まない人よりもうつ病の発症率が28%も低下していたことが明らかになっています。特に効果があったのはワインで、適度にワインを飲む人は30%以上うつ病の発症率が抑えられた結果になりました。

さらに、飲酒により血中の善玉コレステロールが増え、動脈硬化や高血圧などの予防にも効果が望めます。正しくお酒を飲めば、飲まない人よりも死亡率が低くなるという「Jカーブ効果」も期待できるのです。

では、適度な飲酒量とはどのくらいなのでしょうか。社団法人アルコール健康医学協会では、純アルコール量20gから40gを健康的に飲める基準にしています。純アルコール量20gの目安は、それぞれ以下のようになっています。お酒に弱い方は、もうちょっと少なめでよいでしょう。

ビール中瓶一本(500ml)

日本酒一合(180ml)

焼酎0.6合(110ml)

ワイン180ml

チューハイ1.5缶(520ml)

多くても上記2セット以内に止めておくことをおすすめします。お酒を大量に飲み過ぎると、かえってうつ病の引き金になってしまうのです。また、毎日飲んでいては肝臓も疲れてしまうので、週に二日くらいは休肝日を設けましょう。

お酒を飲む際は、時間にも注意しましょう。お酒は脳を休ませる効果があるため、脳がまだしっかり働いているお昼から飲むことはあまりおすすめできません。夕方六時以降、夕食と一緒に飲むと良いでしょう。寝る前の飲酒は睡眠の質を下げてしまうため、避けるようにしてください。

いかがでしたか。きちんと量や時間を守って、健康によい飲酒を心がけましょう。

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